宮沢賢治

2016年11月19日 (土)

銀河鉄道の夜

先日NHKで宮沢賢治の銀河鉄道の夜」について放送されていたbook

その中で、物語に登場する一人の男”鳥捕り”の言葉について解説していた。

彼は、銀河を旅する主人公のジョバンニに対し、

いったいあなたはどこから来て、どこへ行かれるのですか”と

繰り返し訪ねるという。


賢治は、仏教と同時に科学にも造詣が深かったらしく、この表現を

仏教的に解釈すると、”人(生物)はどこから発生し、どこへ向かうのか

ということであると共に、また科学(物理)的には、

宇宙はどこから始まりどこへ向かうのか”ということを意味するものと思われる。

人の誕生も宇宙の誕生も奇跡的な現象から発生し、そしてまた自然へと

回帰していく。その中で、どう生きていくのが幸福なのか。

それを賢治は、問い続けながら生きていたに違いないconfident



賢治の書く作品がどこか捉えどころがなく、不思議な感覚に陥るのは、

その中に彼の哲学的なものが散りばめられているからだろう、と思う。



確かに小学生のときの教科書に「注文の多い料理店」が載っていて
なんだか不思議な話だなと感じていたのを覚えているsnail




”僕たちはどこへ向かうのだろう”



芋助cat


Gingatetudou